取扱いパワコン
オムロン、パナソニックもしくはそのOEM品(ネクストエナジー、カナディアンソーラー、Qセルズ等)、三菱電機、田淵電機、ダイヤモンド電機、 新電元、SMA、デルタ電子、ソーラーエッジ、ファーウェイなど全てのメーカー取り扱い可能です。
ただし、一部メーカー(特に製造撤退済みや屋内用を屋外箱に入れたもの)については全交換をご提案します。
現在推奨
パワコン
全交換の場合は、Huawei製PCSを現在推奨してます。
ロガーとセットではないといけませんが、遠隔監視もできますので、発電業務の向上=リパワリングとなります。
外部ファンレスなので、故障率も低下してます。
コラム①
ご相談「パワーコンディショナーについてレンタルというサービスがあるが購入とどちらが良いか?」
回答:現状のレンタルはお勧めしません。残念なことに、制度の変更がたった10年の間でも繰り返されています。特に出力制御対応がバタバタし、追加の費用負担が重くのしかかる例が見られます。また蓄電池増設が認められる可能性など、事業の内容変更の選択肢では、縛りのあるレンタルでは厳しいです。
レンタルサービスでも
①3年程度で解約できて違約金や撤去費用がない。
②最初から遠隔監視がついている
③出力制御などについても無料化、軽微な費用負担で対応可能。
④マルチストリング型パワコンがレンタル可能
などが可能なサービスなら、おすすめできます。
コラム②
三相PCSのメーカー事業撤退について
新電元がPCS事業から撤退、海外メーカーでもSMA社が10KW&9.9KWタイプの供給撤退など
がありました。そして今はそのために、多くの方がPCSの故障に悩んでいるとお聞きします。
そして、他のメーカーでは?とのことで最低6か月待ち、1年も・・・などのアナウンスもあります。
・どうせ10年経過間近で交換したい!
または
・10年保証が最初からついていなかったから
ついでに、交換しておきたい!
という方はご相談ください。
比較的短納期、そして、これからのパワコン交換選定に悩まされない発電計画に資するリパワリン方法あります。
コラム③
PCSで悲しいお話。
10年保証メーカーが交換しに持ってきたものの蓋のねじ部が蓋の固定ねじが1個止まらないものだったということがありました。
海外メーカー?いえ、日本メーカーです。
それが、他社施工のメンテ引継ぎの直後の点検時に発覚して、依頼したら施工不良扱いで有料です。抗議して、交換しました。
リビルトといっても、そんなものを出荷するほど品質管理が落ちたのか?と悲しくなります。
その会社がサブスクサービスとかいうのでさらに悲しくなります。
コラム④
異なるメーカーの混在設置について
実際はICOTという単独運転検出の特許をオムロンさんが公開特許にしていてくれるため、国内メーカー同士で異なるメーカーだからと言って、問題を起こすことは稀です。
ただ、メーカーは推奨しませんし、保証が切れたりします。特に今はメーカー撤退などで同じメーカーが手に入らないなどの問題があります。
一番問題なのは、ある海外製メーカーの場合です。
そのメーカーはパワコン単独では設定などができないため、外部からコントローラもしくはWiFiによる設定などが必要になりますが、基本的にネット接続を要求しているパワーコンデショナーとなります。
そして、頻繁に内部のファームウェアの変更をしており、推測ですが、どうも環境対応の最適化も同時に行っているようです。そうなると、他のメーカーと同調する機能は有していないため、混在させると、このメーカー以外のパワコンだけが単独運転検出が頻発する例などがあります。
対策としては、高圧ならば別の変圧器(トランス)に入れるなどがありますがほとんどがトランス容量=発電電力出力となっていることが普通なので全交換が最善と言えます。
(弊社の実験施設では、最初からメーカーの保証問題で、100KW毎トランス分けしてあります。これは例外的です。)
コラム⑤
チャットAIにパワコン選定させてみました
使ったのは「AIチャットくん」
質問:「 太陽光発電のパワーコンディショナーの交換する場合、どの機種が良いかを理由を述べて5つ提案してください 」
回答:
「1. SMA Sunny Boy:高い信頼性と安定性を備えたSMA Sunny Boyは、設置場所に関係なく高い電力変換効率を発揮します。
2. Fronius Symo:Fronius Symoは、様々なDC入力電圧に対応可能で、太陽電池パネルの最大効率化に貢献します。また、データ管理システムによってリアルタイムな発電量モニタリングが可能です。
3. Huawei FusionSolar Smart PV:Huawei FusionSolar Smart PVは、高い直列入力電圧の太陽電池パネルに対応し、変換効率が高い上、最大出力を継続的に発揮できます。また、データ収集/分析システムが付属しており、安全で信頼性の高い発電システムを確保できます。
4. SolarEdge HD-Wave:SolarEdge HD-Waveは、次世代型パワーコンディショナーで、非常に薄くコンパクトでありながら、高い出力を発揮します。さらに、シャットダウン機能があるため、火災やその他の安全上の問題を防止することができます。
5. ABB UNO:ABB UNOは、様々な太陽電池パネルに対応可能で、中央管理システムによりリアルタイムな発電状況のモニタリングが可能です。また、高い防水性と防塵性にも優れ、室内外のどちらでも使用できます。 」
弊社が取り扱ってない会社が2個あり、Froniusさんは日本の代理店見ると、溶接機のメーカーさんのようですね。今回初見でした。
産業用のPCSで毎回10個中2台は初期不良を出すメーカーが勧められると残念ですね。もちろん弊社は取り扱いしておりません。竣工試験などで初期不良で二度手間やら、個別のデータシートを出さないなど、泣かされましたし、リパワリングの相談を受けた際、このメーカーのものが設置してあり、既設は、出力電圧200Vでも400Vでもないものを採用していたり、と弊社ではもう扱う気力すらないです。
コラム⑥
パワコンの長期レンタルが良い場合が発生?
パワコン交換のHPですので、レンタルサービスは基本商売敵ともいえるので、おすすめよりもデメリットを書きました。
しかし状況が変わり、「盗難が相次いで保険が入れない発電所」向けにはこのサービスを使えるのではないでしょうか?
付帯サービスで動産保険も入れる、となっています。その中にも明確に「盗難」とありますので、保険目当てに入るのも・・・。
ただ、契約書をよく見ないと、何度か保険を使うと、「盗難は除外」となってしまい、せっかくレンタルサービス使っても、保険は別、もしくは保険無しでサービスを使う羽目になり、結局費用負担は自分で交換するより高くなるという可能性があります。
ご注意ください。
コラム⑦
出力制御対応とパワコンの交換について
出力制御対応にするのは、実は計測装置とパワコンの組み合わせがあるため、どれが一番良いか?は自分できちんと決めなくてはなりません。
一番簡単なのは、Huaweiのパワコンに交換してしまうことです。スマートロガーが出力制御対応となっているといわれています。(現方式においては)
他はラプラスの計測器を付けていて計測器もパワコンも出力制御対応となっていればプログラム変更で。オムロンパワコンならば、RS対応のパワコンなら、制御ユニット+エコめがねなどの対応計測器と組み合わせになります(ただCTでの電流計測式のエコめがねなど、RS485が使えない計測器はだめです。)デルタなどは純正モニターと出力制御対応計測器(SMARTPVなど)との組み合わせとなります。
トータルで安く済むのはHuaweiですがカントリーリスク、さらには出力制御対応が現在の段階ということもリスクです。
実は現在系統の制御を全国統一する予定があります。
送配電大手9社、電力需給システム統一:日経
これで出力制御方式がまた変わると・・・。
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